任天堂は「Nintendo Switch 2」本体と周辺機器の予約開始日及び価格を発表しました。本体価格は据え置きとなった一方、周辺機器が全体的に値上げされ、早期購入を検討していたユーザーが予約を見送る可能性が懸念されています。

Nintendo Switch 2本体単体は449.99ドル(約6万7000円)、『マリオカート ワールド』同梱版は499.99ドル(約7万5000円)で販売。レースゲーム単体版は79.99ドル、『ドンキーコング バナンザ』は69.99ドルです。

一方、周辺機器価格は軒並み値上げされました。詳細は以下の通り：

• Nintendo Switch 2 Proコントローラー - 84.99ドル
• Joy-Con 2ペア - 94.99ドル
• Joy-Con 2充電グリップ - 39.99ドル
• Joy-Con 2ストラップ - 13.99ドル
• Joy-Con 2ハンドルセット - 24.99ドル
• Nintendo Switch 2カメラ - 54.99ドル
• Nintendo Switch 2ドックセット - 119.99ドル
• Nintendo Switch 2収納ケース＆画面保護フィルム - 39.99ドル
• Nintendo Switch 2オールインワン収納ケース - 84.99ドル
• Nintendo Switch 2 ACアダプター - 34.99ドル

任天堂は公式声明で、4月2日の発表時から市場状況の変化によりSwitch 2周辺機器の価格を調整したと説明。Joy-Con 2ペアやSwitch 2 Proコントローラー、カメラなど主要アイテムが各5ドル値上げされました。特にSwitch 2ドックセットは109.99ドルから119.99ドルへ10ドルの大幅値上げとなりました。

ファンからは特にJoy-Con 2ペア(100ドル目前)に対する不満の声が噴出。値上げ分がそのままユーザー負担となる点に購入をためらう意見も相次いでいます。

価格面の懸念はあるものの、従来のSwitch 1周辺機器の大半がSwitch 2でも利用可能という発表がありました。サポートサイトによると、従来のJoy-ConやSwitch 1 Proコントローラーは無線接続可能(※Joy-Conの物理接続は不可)。スーパーファミコン/N64コントローラーも対応ゲームで使用可能です。

Still compatible bbyyyy pic.twitter.com/lbPJiF1ARO

— Pokmar (@Pokmar03) April 2, 2025

SNSではSwitch 1周辺機器の互換性やサードパーティ製コントローラーの使用が話題に。Cボタンやコンソール起動機能など一部機能は制限されるものの、値上げ分を抑える選択肢として注目されています。

任天堂は今後の市場動向によって製品価格がさらに調整される可能性があると警告。現時点では既存Proコントローラーの互換性が、周辺機器値上げに直面するユーザーにとって救済策となる見込みです。

Nintendo Switch 2の予約受付は2025年4月24日開始予定。